大三島で味噌作り30年の名人を含むラントゥレーベン管理組合の4人のスタッフ指導の下、
大三島名物の味噌作りに挑戦しました。この味噌は、かんきつ類をはじめ大三島に数あるお土産のどれよりも人気との評判の味噌なのです。
材料は麦10kg、米1.4kg、麹菌60g、大豆5kg、塩3.7kg、酒2升を1ロットとして7ロット製造しました。
6月27日2013(初日)
前日に洗い、水に浸けていた麦と米を蒸します。蒸した麦・米をムシロにあげ、よく混ぜて、麹菌を散布し均一に成るようによく混ぜる。ムシロの周辺は温度が低くなりやすいので、麹菌は多めに混ぜておく工夫が必要です。
麦と米を同時並行で蒸す。
麹菌の混ぜ込み作業中です。ムシロはテーブルの上に引き、その上に、包装に使う茶色の紙を広げたものを用意する。混ぜた後に、麹菌を混ぜ込んだ麦・米を新聞紙で前面を覆って発酵を促すため保温する。
6月28日2013(2日目)
大豆を洗い、沸騰したお湯に入れ、煮る。あくを取りながら、中火で煮上げる。煮上がりのやわらかさは、名人のチェックが必要です。煮あがった大豆をざるに入れ、冷ます。冷めた大豆を専用のミンサーでミンチにする。更に冷まし、塩を加えて混ぜる。
煮あがった大豆をミンチにする工程です。
大豆の煮汁は畑の肥料になる可能性のある成分が多く含まれる貴重品であることに煮汁を捨てた後で気づく。
残念!次回は大豆の煮汁は必ずキープすること!!しかも、動脈硬化の予防に効果のある機能性成分の大豆サポニンを含んでいることも判明。
夕方に、初日に麹菌を混ぜ込ん麦・米の発酵具合を確認し、べとべとにならないように、板状になっていたら、ほぐして更にまんべんなく発酵が進むようにしておく。
6月29日2013(3日目)
麹菌を混ぜ込ん麦・米をほぐす。ムシロの、麦・米、ミンチの大豆をそれぞれ半分に分け、両者をボウルに入れて混ぜ、酒1升を加え、麦・米及び大豆をつぶすように練りこむ。床に膝を付き体重をかけ、麦・米及び大豆をつぶすように約1時間、名人のOK が出るまで練り込む。残りの半分についても、同様のプロセスで処理する。出来上がった味噌を空気を抜きながら容器に入れる。
更に、2~3日後(7/3)にもう一度そこから混ぜ込み空気を抜く。
麹菌の働いている麦・米(近接撮影)
麹菌が働いた麦・米は表面がし白くなり、板状になっていました。
たらいで麦・米及び大豆をつぶすように練り込んでいます。
1ヶ月後には、おいしい味噌が食べられますよ。
1ロットで約31kg、7ロットで216kgの味噌を作りました。残ったものは、心地よい疲れと、1ヵ月後から食べられる余分の添加物なしの大三島産の味噌です。